俺鍋ブログ【五品目】変わらずにいられたら
初めまして。
中川えりかと申します。
(寝てません。いや、本当に寝てませんってば。)
この度、豊田豪くんより
「今度主演やるんですけど、出てくれませんか」
と、役者人生で一度は言ってみたい台詞ベスト10以内に入る言葉でお誘いをいただき、出演させていただくことになりました。
ほぼ初めまして、しかもある程度所縁の方々で仕上がっている座組に入って行くというのは、
緊張しつつ、
実は嫌いじゃなかったりします。
転校が多かったからですかね。
舞台は、
3世代にわたって続いてきた中華料理屋さん。
全世代の店主役を豪くんが演じるという、とんでもな設定の中、
私は、2代目店主であるところの豊田豪くんの幼馴染役を演じます。
(なんとなくこういう雰囲気で)
前述した通り、私自身は小さい頃から引越しが多かったので、
慣れ親しんだ土地、
幼い頃の自分を知っている友達、
というのがほとんどありません。
ここに帰って来れば変わらないお店があって、
変わらないあの人がいて、
というのに、憧れもあります。
でも、
「あの頃」が最高で、「あの頃」に戻りたい、
となってしまったら、「今」生きている意味がないとも思っていて、
どちらかというと、どんどん変わっていきたい、それが成長ってことなんじゃないのかいと能天気に思っています。
ドライだと言われがちな中川個人はそう思っているのですが、
「彼女」は、どう思ってるのかな。
今日のお稽古では、そんなことを考えました。
誰か特定の人との関係を0から作っていくという作業は、
舞台の醍醐味かもしれません。
相手と話したり、舞台上で感じたりしながら、
色々やってみることの楽しさよ!
そして、多才な俳優陣の繰り出すお芝居の面白さよ!
しかも、みんな優しくてあったかい。
そんな人たちで作るお芝居は、きっとあったかい出来立てチャーハンの如しですよ。(うまいこと言ったと思っている)
もう少し炒めますので、首を長くして待っていてくださいませ。
ほうら、稽古日誌担当だと堂々とこういう写真も撮ってもらえるのだ(人見知り)。
さてお次は。
この座組の中で、豪君以外で、
唯一過去共演していたけれど絡みがなくて、
今回こそは絡みがあると良いなと思っていた、
飄々としながらキレの良い技を繰り出しまくる、
宮川智司さん、
お願いします〜。