俺鍋ブログ【四品目】最近は町中華ばっかり行ってる
あ、中西浩です。
こんにちは。
ラゾーナ川崎プラザソルもいつのまにやら15周年かー。
自分は2010年の『ニセモノニンゲン』に出演させてもらったのが初プラザソルかな。
そこから12年も経っちゃってると思うと感慨深い。
12年って、小学6年生ひとり完成しちゃう年月だもんなぁ。。。
自分は今回の『俺は黙って鍋を振る』では、町中華の常連客のポジションを演じます。
町中華って何十年間何も変わっていないように感じる。
長年の煙草の煙で良い具合にすすけた壁、
料理油でほのかにべたつく床のタイル。
競馬新聞を読むえんじ色や黄土色の伸び伸びのセーターを着た常連客のおっちゃん。
昭和、平成、令和と時代が移り変わってきた中で、
何も変わってないようで、実はどこか変わってしまったところもあったり。
そのへんは長い年月通い続けていないと気付けないものなのかもしれないね。
ってことで、最近は昼ご飯のチョイスは何かと町中華になりがち。
町中華の常連客を演じるなら、本番までにいろんな中華料理屋のロケーションを見て、
その雰囲気と感情を落とし込んでおきたいもんねぇ。
自分は住まいは浅草なので、本作舞台となる川崎の町中華までは流石に通えないけど、
下町感であれば浅草も負けていないような気がする。
個人的なお気に入り、中華料理ぼたん。
浅草松屋(東武線浅草駅)の北口出てすぐんとこ。
創業1948年だそうで。
半チャーハン&ラーメンセット(850円)。
女将さんに注文するとその声が厨房内でこだまし、瞬きする間に到着するのが驚き。
そのへんのファミレスよりよっぽど追求されたオペレーション。
ラーメンは浅草発祥と言われる昔ながらの醤油ラーメン。
鶏ガラベースのスープはちょい濃いめながら甘味もあり、細めのちぢれ麺によく絡んでくる。
「ほっこり昔ながらの懐かしいラーメン」というジャンルで先の方まで突き詰めたようなお味です。
炒飯は理想的なパラパラ黄金系。
炒飯自体の味付けは抑えめなんだけど、そのぶんおこげの香ばしさが際立っていて、
ラーメンスープと交互にいただくには丁度いい塩梅。
まさにラーメンとお供をするための炒飯として完成形な気がする。
ウマー。
ちなみにこの中華料理ぼたん、実はオムライスも名物だったりして。
絶対創業当初はなかったと思うんだ。
いつどういう経緯でオムライス作ることになって、それがどういう経緯でレギュラーメニューになってしまったのか、そういうとこ想像しながら食すのも楽しいよね。
浅草の中華料理ぼたん、とてもおススメです。
ご機会あればぜひ。
・・・なんだか演劇公演ブログから、グルメリポートブログになっているような気がしなくもない。
いや、確実にそうなっている気がするけど、気にしないことにした。
だってここまで来て書き直したくないもの。
たまにはそんな回があってもいいじゃないか。
ここから続く他のキャストも自由に書きやすくなるだろうし(開き直り)
俺は最近町中華ばっか食べてるよ、ただそれだけのお話でした。
じゃあ、このへんで筆をおいて。
そろそろ女性がいいよねってことで、次は中川えりかさんにバトンパス!
よろしゅう!